2024.01.23 OSORAで暮らす
冬の空を観察しよう♪この時季に見られる空の現象は
中には、なかなか見られない珍しい空の現象も…！
冬の空に現れやすいユニークな現象をご紹介します。
冬の空の現象「ヴィーナスベルト」
ヴィーナスベルトとは、日の出や日没の空に見られる淡いピンク色のグラデーションがかかった帯のことを言います。
空の低い位置に、太陽のある方向とは反対側に現れます。
朝焼け・夕焼けの赤みがかった色と、地球の影である青い色が混ざり合ってピンク色に見えるのだそうです！
空気が乾燥している冬に現れやすいそうなので、この時間帯に外へ出て空を眺めてみましょう！
冬の空の現象「天使のハシゴ」
冬の空には氷の粒が多く舞い上がっていて、その影響でシュワシュワっとした輪郭のボヤけた雲が多く見られるそうです。その雲が太陽をふんわりと覆った時に現れるのが、「光芒（こうぼう）」または「薄明光線」と呼ばれる光の筋です。
その中でも、地上に向かって降りてくる光を「天使のハシゴ」と言います。
確かに、何か幸せをもたらしてくれそうな神々しさがありますよね！
天使のハシゴは冬に限った現象ではありませんが、シュワシュワ雲が多く出るこの季節には特によく現れるそうです。
きれいな星空にもご注目！
冬の晴れた日に夜空を眺めて「星がきれいだな♪」と感じたことはありませんか？
冬の夜空が輝いて見えるのは、「この季節は一等星が多く出現するから」「水蒸気や塵、ホコリが少なく空がクリアだから」「気温や湿度が低いほど、光が揺らいでキラキラするから」といった理由があるからだと言われています。
特に「ベテルギウス」「こいぬ座のプロキオン」「おおいぬ座のシリウス」で作られる冬の大三角形は目立ちやすいので、お子さんと一緒に探してみてください♪
※冬の天体観測について、詳しくはこちらのコラムもチェック！
https://osoraliving.jp/column/detail.php?seq=124
