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2022.12.20 OSORAで暮らす

年明けから春にかけて楽しむ天体観測♪

冬の夜空を見上げていて、「星や月がきれいだな〜」と感じたことはありませんか?

一年の中で空気が一番澄んでいると言われる冬は、天体観測を楽しむにはもってこいの季節です^^

年明けから春にかけて見られる星座をご紹介しましょう♪
 

冬の大三角形を見つけよう!



 
冬の星座を見つけやすくするために、まずは分かりやすい目印となる「冬の大三角形」を覚えておきましょう。

冬の大三角形は、次の3つの星でできています。

☆ベテルギウス
南の空に赤く輝いている星です。オリオン座を知っている方は多いと思いますが、その四角形の左上に位置する星がベテルギウスです。

☆おおいぬ座のシリウス
ベテルギウスの下の方にある、一番明るい星がおおいぬ座のシリウスです。太陽の次に明るい星なので、ひときわ輝いて見えます。

☆こいぬ座のプロキオン
ベテルギウスとシリウスを見つけたら、その左側にもう一つ目立つ星があるのに気づくでしょう。それがこいぬ座のプロキオンです。ベテルギウスと同じくらいの明るさで、白色に光っています。
 

冬の大三角形から見つけやすい星座たち

冬の大三角形を見つけたら、それを軸にしていろんな星座を探してみましょう!



☆おおいぬ座
先ほど覚えたシリウスを目印にすると分かりやすいです。シリウスが犬の口の部分にあり、その左上に両耳となる星が2つ、下に体の形をつくっている星が10数個あります。

 
☆こいぬ座
プロキオンと、それよりも少し小さいゴメイサを結んでできた線がこいぬ座です♪

 

☆おうし座
オリオン座の真ん中にある3つの星の左側に、赤く光るアルデバランという星があります。それが牛の右目にあたり、その先に牛のツノの部分を形作る2つの星が見つかるでしょう。アルデバランの右側には小さな美しい星団があり、日本では「すばる」と名付けられています♪
 

星座の由来も知ると楽しい♪

星座の多くはギリシャ神話に基づいているので、その物語を知ると天体観測がもっと楽しくなりますよ!

オススメは、三才ブックス社さんが発行している「せつない星座図鑑」です♪

例えば、「おおいぬ座の犬が星座になった理不尽すぎる理由」や「勘違いで殺されてしまったオリオン座」など、ちょっぴり切なくてクスッと笑える星座の物語が掲載されています。

ぜひお手に取ってご覧ください!

※詳しくはこちらの公式サイトをご覧ください。
https://www.sansaibooks.co.jp/mook/せつない星座図鑑.html




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