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2024.02.20 OSORAで暮らす

屋上の防火対策〜安全に屋上を使っていただくために〜



冬から春にかけては、大陸からの乾いた空気が入って湿度が低くなり、その上強風が吹きやすいことから、一年で最も火災の発生リスクが高まる季節だと言われています。
 
ご自宅の屋上やバルコニーの防火対策は大丈夫ですか?
気をつけたいポイントをまとめました。

 

冬〜春の防火対策(1)キャンドルやタバコの火は十分に消す


 
屋上やバルコニーなどの屋外は、常に人がいる場所ではないため火災の発見が遅れてしまう可能性があります。
 
そのため、火の取り扱いには十分に気をつけることが大切です。具体的には以下の点に注意しましょう。
 
☆可燃物の近くでコンロやキャンドルを使用しない
☆火気を使用する際は消火用具を準備する
☆タバコの吸い殻は適切に処理する
 
家庭での出火原因ランキング1位は「タバコの不始末」だそうです。
屋外でタバコを吸う習慣のある方もいらっしゃると思いますが、喫煙の際には水の入った灰皿を用意するなどして完全に消火することを心がけてください。
 
風の強い日は火種が飛んで燃え広がるリスクもあるので、外で吸うのは控えましょう!

 

冬〜春の防火対策(2)灯油は屋外で保管しない



まだまだ寒い季節なので、自宅に灯油を保管している人も多いかと思いますが、保管場所を屋上やバルコニーなどの屋外にしている人は要注意!
 
灯油は日光や紫外線による劣化、空気に触れることでの酸化、激しい温度変化、水分の混入で変質してしまう可能性があります。また自然発火の危険性は低いものの、引火点は40℃以上のため、何らかの原因でこれ以上に加熱されてしまうと可燃性の蒸気が発生する恐れがあります。
 
そのため、基本的には直射日光が当たらず高温多湿にならない室内で保管するのが一番です!
 
もしどうしても屋外で保管したい場合は、倉庫や物置など日差しや雨風が避けられる場所に置くようにしましょう。引火防止のために、火気からは離しておいてください。
 
 
安全管理を徹底して、楽しく屋上を活用してくださいね♪

 


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