2022.05.12 OSORAの性能
スカイプロムナード・強さのヒミツ〜その③「自然な排水を実現」〜
本日は、屋上に降る雨をどのようにして排水しているのか?について詳しく解説します。
3層の防水テクノロジー
スカイプロムナードは、図のとおり「カバーキャップ」「スプリングキャッチャー」「ジョイントベース」の3層構造で雨水を受け止め、外に流す仕組みになっています。3層を重ねることよって、建物の木の部分には水が侵入し得ないような造りになっているのがお分かりいただけますでしょうか?
これで、屋上表面に溜まった水を漏らさずにしっかりと受け止めています!
ちなみになぜこんなに特殊な形状をしているのかというと、地震などの揺れが生じた時に、防水層に亀裂が入るのを避けるためです☆継ぎ目の部分にゆとりを持たせることで、揺れの力を分散させる効果があります。
わずかな勾配で自然に排水
それでは、この防水層で受け止めた雨水をどのように流しているのでしょうか?見た目はフラットな屋上ですが…実は、ほんのわずかな傾斜があるんです!専門用語では「水勾配」と言いますが、緩やかな傾斜をつけることで水溜りができるのを防いでいます。
傾斜があると物が転がってしまうのでは?とお思いかもしれませんが、大丈夫!例えば普通の駐車場などにも水はけを良くする勾配はありますが、車が転がり落ちたりはしませんよね。体感ではわからない程度の傾斜なので安心です♪
お施主さまからは「想像以上に水はけが良く、雨が上がった後もすぐに使えるので重宝しています」という声が寄せられています。
水が溜まると表面の汚れにもつながりますし、何よりジメジメしていると運気まで下がってしまいそうで嫌になりますよね(笑)。カラッとした屋上で、これからやってくる梅雨の時季も快適に乗り切りましょう♪