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TOPコラム「花曇り」「春うらら」…春の空を観察しよう♪

2024.03.19 OSORAで暮らす

「花曇り」「春うらら」…春の空を観察しよう♪



ポカポカ陽気に誘われて外へ出てみたら、なんだか印象的な空模様!そんな時は、親子で「春の空観賞会」をしてみませんか?

この季節によく見られる、特徴的な空の現象をご紹介します♪


春の空(1)「花曇り」



花曇りとは桜の花が咲く時期(3月下旬〜4月上旬)に現れる、薄ぼんやりと明るい曇った空のことを言います。
曇りでも冷え過ぎず、ほんのり暖かい気候の時によく見られるそうです。

俳句の季語でもあり、与謝蕪村の「花曇り 朧につづく 夕べかな」などの句が有名ですね。青空の下の桜もいいですが、花曇りの日の桜はまた趣があって素敵です♪
 

春の空(2)「春うらら」 

春うららは、晴れて明るく、穏やかな日差しに照らされている様子を言います。まさに、春の心地よい気候を表した言葉ですね!

「春のうららの隅田川〜」という歌詞を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか^^

春の空(3)春一番 

春一番とは、冬から春へ変わる立春(2月4日)から春分(3月21日)の間に吹く、強い南風のことです。春の嵐とも言われていて、車の横転事故も発生するくらいの実は危ない強風です!

春一番が吹いた後は寒の戻りが来やすいそうなので、お子さんの上着を一枚足してあげるといいですよ。

春の空(4)ハロ現象 

太陽の周りに虹のような光の輪が現れることを「ハロ現象」と言います。巻層雲(うす雲)ができやすい春によく見られます。

とても美しい光景なので「幸運のサイン」とも言われていますが、ハロ現象が出るとその後雨が降りやすくなるそうなので要注意!


いかがでしたか?
ちょうど暖かくなってきたので、お家の屋上などで空を眺めながらのんびり過ごしてください♪



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