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2023.05.18 OSORAの性能

コスパで比較。庭付き住宅・屋上付き住宅・ルーフバルコニー付き住宅

 
家族でくつろげる屋外スペース付きの住宅を建てたい場合、(1)庭をつくる(2)屋上(陸屋根)をつくる(3)半屋上(ルーフバルコニー)をつくるという3つの選択肢が考えられます。
 
できるだけ費用を抑えて快適な空間を造りたい場合、選ぶべきはどのタイプでしょうか?
 
項目別に、コスパを比較してみました!

 

建築費・土地購入費

 
 
住宅を建てるのにかかる費用や土地購入費は、どのタイプが一番お得でしょうか?
 
(1)庭付き住宅(通常の三角屋根の場合)
一般的な戸建てに使われる切妻屋根(三角屋根)や寄棟屋根は、形がシンプルな陸屋根よりも少し建築費用が高くなります。また庭をつくる場合、その分広い土地が必要になりますから土地の購入費も上がります。
 
(2)屋上付き住宅(陸屋根の家)
屋根は形が複雑になるほど材料がたくさん必要になり、コストもかかりますが、シンプルな形状の陸屋根は比較的安くつくることができます。また庭のスペースがいらない分、土地代も安く済みます。
 
(3)半屋上付き住宅(ルーフバルコニーのある家)
片流れの屋根+ルーフバルコニーの家をつくる場合は、陸屋根よりもコストはかかります。(1)と比べると、コストは同等か若干安いイメージ。土地代は庭をつくらない分、安く済みます。
 
以上を見ると、一番お得感があるのは(2)の屋上付き住宅です!

 

メンテナンス費

 

 
マイホームには長く住むことになるので、10年後、20年後のメンテナンス費用も気になるところです。
 
(1)庭付き住宅
屋根の点検・メンテナンスの際に足場が必要となるため、メンテナンスコストは高いです。
 
(2)屋上付き住宅
数年おきに防水層のメンテナンスが必要な陸屋根もありますが、スカイプロムナードはメンテナンスフリーの防水のため、メンテナンスコストはかかりません。オーナーさん自ら屋根の上を歩いて点検することもできます。
 
(3)半屋上付き住宅
ルーフバルコニー部分にスカイプロムナードを採用している場合は同じくメンテナンスフリーです。屋根の部分は通常の点検・メンテナンスが必要になります。
 
というわけで、メンテナンス費に関しても(2)屋上付き住宅に軍配が上がりました。

 

税金(固定資産税・不動産取得税)


 
税金面を比較すると、どうでしょう?
 
(1)庭付き住宅
土地が広い分、かかる税金が高くなります。
 
(2)屋上付き住宅
庭付き住宅よりも土地が狭い分、税金も安いです。また固定資産税は住宅の延床面積に対してかかりますが、屋上部分はそれに含まれず課税対象外です。
 
(3)半屋上付き住宅
(2)と同じく土地が狭い分、税金が安いです。ルーフバルコニー部分は課税対象外ですが、屋根のかかっている部分は課税対象となります。
 
この点も(2)の屋上付き住宅が有利のようです。

 

使い勝手は?



 
では屋外空間を広く、快適に使えるのはどのタイプでしょう?
 
(1)庭付き住宅
広い土地を購入すれば、好きなだけ広いお庭がつくれます♪使い方も、自由自在。階段を上り下りするのが嫌で、地上に庭を持ちたい人に向いています。
 
(2)屋上付き住宅
建築面積と同じ広さの屋上庭園をつくることができます。地上の庭よりも草むしりなどの手間はかかりませんが、「広い畑をつくって耕したい」といった用途にはあまり向いていません。
 
(3)半屋上付き住宅
全面屋上や地上の庭と比べると狭いのが難点。ですが「屋根に太陽光パネルを設置して実用的に活用しつつ、遊びのスペースも確保したい」といったニーズにはピッタリ合います。
 
広さを選ぶなら(1)か(2)いろんなニーズを満たしたい欲張りさんは(3)を選ぶのが正解です!
 
 
以上を総括すると、純粋なコスト面で考えると一番お得なのは(2)屋上付き住宅、次点で(3)半屋上付き住宅という結果になりました!
 
一方で、土地が安いエリアに住んでいて土地代や税金をあまり気にしなくていい場合は、3つのタイプのいずれを選んでもメリット・デメリットの差は少なそうです。
 
あなたが興味を持ったのは、どのタイプですか?
ぜひ家づくりの参考にしてください♪

 

 

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