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TOPコラム屋上のある家ができるまで〜千葉県・Tさまの家づくりヒストリー〜

2022.06.30 OSORAで暮らす

屋上のある家ができるまで〜千葉県・Tさまの家づくりヒストリー〜

一軒の家が完成するまでには、楽しい出来事や迷い悩む瞬間がたくさんあり、いろんなドラマが生まれます。これまでにマイホームを手に入れた皆さまは、どんなことを考えながら計画を進めていったのでしょうか?その思い出を振り返っていただきましょう♪

今回は、千葉県在住・Tさまの家づくりヒストリーをご紹介します!
 

快適に暮らせる家を求めて…建て替えを決意



築30年の戸建てに住んでいたTさま一家。住み慣れた我が家を建て替えようと決意したのは、キッチンをリフォームする際に気づいた家の劣化がきっかけでした。

「リフォーム中に出窓の木の部分が腐食しているのがわかって、大きなショックを受けました。もともと我が家のキッチンは、冬は外にいるような寒さで夏は茹だるように暑く、何とか快適にならないかと悩んでいたんですよ。リビングも年々寒さ・暑さが増してきているようで、エアコンをつけっぱなしにすることが多くなり、徐々に体調まで崩すようになっていました。これは、建て替えを本気で検討する時期に来ているのではと考えるようになったのです」

そんな矢先のこと、知人が「家を建て替えて冬は暖かく、とても住みやすくなった」と話しているのを聞き、「夏は涼しく、冬は暖かい家を建てること」がご家族の目標となっていきました。
 

ようやく出会えた理想の住環境

その後、夏場にいくつかのモデルハウスを見学して回ったTさまでしたが、なかなか理想の住環境には巡り合えなかったと振り返ります。

「どこのモデルハウスへ行っても、2階に上がると暑さが気になって。『屋根裏に熱がこもるのは避けられない』と説明する業者さんもいましたが、それでも諦めきれず、毎日インターネットで情報を探し続けていました」

そんなある日、ある建築途中の家の写真を見たことが、Tさま一家の運命を変えました!

「こんな素晴らしい技術を持った大工さんに家を建ててもらいたい!と思い、その家を手がけた小川工務店さんを探してモデルハウスの見学をさせていただいたんです。そこで、『そらどまの家』と出合うことができました」

そらどまの家とは、太陽の輻射熱を利用して採暖・採涼を叶えた家であり、人と住まいの健康のために通気性・透湿・調湿性、つまり「家がきちんと呼吸できるようにすること」を重視した住まいです。

Tさまはそのコンセプトにとても共感し、「説明を聞いて納得する以上に、私たちの体が、この家がもたらす環境を喜んでいるように感じた」と言います。太陽の恵みを受けて、素材や設計上の工夫で「夏は涼しく、冬は暖かい」環境を実現する。これこそが、Tさまが求めていた理想の家だったのです!
 

2階のバルコニーで贅沢な時間を楽しみたい


※写真はイメージです。

Tさま邸は住環境だけでなく、暮らしを豊かにする間取りにもとてもこだわっています。

「1階には主人のロードバイクがおしゃれに収まる場所をつくってもらうことにしました。2階にはスカイプロムナードを使った広いバルコニーを設け、芝生を植えてバーベキューやティータイムが楽しめるようにする予定です。芝生があると屋根の遮熱もできるそうです。遮熱しながら私たちには贅沢な場所と時間をもたらす、まさに一石二鳥の素晴らしい設計だと思いました!」

今を楽しく過ごし、心地良さも与えてくれる「そらどまの家」は、きっとTさま一家の夢の暮らしを実現してくれることでしょう♪

小川工務店さまについてはこちらをご参照ください
https://www.ogawa-bco.co.jp/

エコハウス・そらどまの家:一般社団法人エコハウス研究会
http://ecohouse.ac/common/ecohouse/soradoma/index.asp

※「そらどまの家」は、建築家・丸谷博男先生が設計されたお家です。詳しくはぜひ上記サイトをご覧ください♪
 

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