OSORAのコラム

TOPコラム日本の「縁側」と西洋の「バルコニー」、かけ合わせると新たな憩いの空間に!

2024.04.11 OSORAのアイデア

日本の「縁側」と西洋の「バルコニー」、かけ合わせると新たな憩いの空間に!

日本家屋における「家族の憩いの場」といえば、“縁側”。おばあちゃんたちが縁側に座ってゆっくりとお茶を楽しむ光景を目に浮かべる人も多いのではないでしょうか?

一方、西洋建築においては“バルコニー”が同じような役割を果たしてきたそうです。

両者の違いと共通点は…?
2つのコンセプトをかけ合わせると、どんな空間が生まれるでしょうか?
 

縁側は室内と庭、人と人をつなぐ場所 

縁側とは、伝統的な日本建築の庭先にあるもので、和室と庭の間に設けられた板張りの空間のことを言います。

コンセプトは、花鳥風月を愉しむ場所
半分外、半分室内という曖昧な空間で、季節の庭の風景を眺めたり、お茶を飲みながら旬の果物を味わったり。気軽に立ち寄りやすいので、親しい近所の人たちが交流する場としても重宝されてきました。

縁側があると、夏は室内に直射日光が入るのを防ぎ、冬は日差しの温もりを取り込んで室温をコントロールする効果もあるのだそうです。

ちなみに建物の内側に設けられた縁側を「くれ縁」、家の外側に設けられた縁側を「濡れ縁」と呼びます。

 

バルコニーは外とつながり開放感を得るための場所


一方、バルコニーは西洋建築の建物2階以上に設けられた、屋根のない開放的な空間のことを言います。建物の外に突き出ていて、室内とはつながっていないことが一般的です。

バルコニーが誕生したのは、なんと古代ローマ時代!その後一度は姿を消したそうですが、ルネサンス期には再び西欧の住宅で見られるようになったそうです。

その目的は、屋外空間を楽しむため。集合住宅の多いヨーロッパの都心部では、屋外でリラックスできる空間はとても貴重であり、人々はここで食事を取ったり、花を飾ったりして楽しんできたそうです。

また公共の建物のバルコニーはイベントスペースとして使われることも多いとのこと。「外に出て特別な時間を楽しみたい!」という感覚は、洋の東西を問わず誰もが持ち合わせているようですね♪

 

スカイプロムナードで叶える、縁側みたいなバルコニー

従来、バルコニーは木造住宅では雨漏りしやすく実現しにくいとされてきました。
ですが、木造住宅に適したバルコニー防水「スカイプロムナード」を採用すれば、無理なく快適なバルコニー空間をつくることも可能です♪


当社では写真のように、家族が集える素敵なバルコニーの施工をお手伝いさせていただいてきました!

こちらの空間、屋内と一体的に見えることから、なんだか“縁側”っぽくも見えませんか♪
縁側のように親しみ深い空間でありながら、2階のバルコニーならではの開放感も味わうことができます。

日本文化の縁側と西洋文化のバルコニー、両方の魅力を併せ持つ空間、それがスカイプロムナードの「おそらリビング」なのです^^

以下のページでは、他にもさまざまな縁側風バルコニーの事例をご覧いただけます。ぜひ覗いてみてください♪

https://osoraliving.jp/works/
 


youtube



 

一覧へもどる