2024.02.08 OSORAのアイデア
ベストな屋上の造り方教えます(10)ゴルフのパター練習を楽しむには
屋上造りで失敗したくない人は、あらかじめ屋上で何をするかを具体的に決めてからプランニングすることが大切です。「したいこと」から必要な設備を考えていくと、理想の空間を実現しやすいですよ。
本日は、ゴルフのパター練習を楽しみたい方向けの屋上の造り方をご紹介!
パター練習に適した広さ、床材、気をつけるべきポイントをお教えします。
屋上でのパター練習に適した広さ
屋上でパター練習を行う際には、グリーンを敷くスペース以外にゴルフグッズを収納する場所、休憩スペースなどがあると便利です。
そうすると、最低でも15㎡以上の広さを確保することをお勧めします。
真っ直ぐに転がす練習がしたい場合、スイングの訓練も行いたい場合など、練習したいメニューに応じても必要な広さは変わってきます。具体的な練習風景を想像しながら広さを決めていきましょう。
屋上でのパター練習に向いている床材
タイルやウッドデッキの上にパターマットを敷いて行うことも可能ですが、風に吹かれてボールがあらぬ方向へ転がっていくのを避けるためには、広い範囲に人工芝を施工しておくのがお勧めです(スポーツ用に作られた、芝の長さ8〜12㎜の短めタイプを推奨)。
毎回マットを設置したり片付けたりする手間が省けますし、人工芝のほうがマットより耐久性があり長持ちするのもメリットです。
打感はどうしても天然芝とは異なりますが、自宅で気軽に楽しむ分にはほぼ問題ないでしょう♪
屋上にパター練習場を造る際の注意点
屋上の床は、雨水が溜まらないようにわずかな傾斜(約3%)がつけられています。
それがパター練習の邪魔になることも考えられるので、練習場の部分または屋上全体の床の傾斜をフラットに調整することのできる「不陸調整パネル」という部材を設置しておくと安心です。
ゴルフ愛好家の皆様、ぜひ参考にしてください^^